BIOGRAPHY :
テレビ・映画などで活躍するアメリカ人女優・プロデューサー。
パッチリ目に広めのおでこがチャームポイント。小柄ながら豊満なボディで、個性的な魅力の持ち主。
父親は精神科医で弁護士、母親は元モデル。4人兄弟の末っ子。イタリア系の血とスコットランド・アイルランド系の血が流れていると言及している。
カリフォルニア州サンタモニカで生まれ、幼少期にニュージャージー州モントクレアに移住。そこで高校1年まで過ごした後、ニューヨークの私立校に転校した。
8歳の時に学校のクリスマス劇での演技が評判になり、業界関係者の薦めで芸能界へ。TVCM出演を経て、9歳の時に「恋する人魚たち」('90)で映画デビュー。1991年の「アダムス・ファミリー」のウェンズデー役で世界的にブレイクした。1993年、「アダムス・ファミリー2」の撮影後に両親が離婚し、母と暮らすようになる。以来、父親とは1度も話していないという。また、両親の離婚から自傷行為に走った経験も。
その後、1997年のアン・リー作品「アイス・ストーム」では大人の女優に成長し、1998年の「熟れた果実」でゴールデングローブ主演女優賞にノミネートされる。同年の「バッファロー'66」ではヴィンセント・ギャロの相手役で独特の存在感を示し、高い評価と人気を集めた。
1999年のティム・バートン作品「スリーピー・ホロウ」ではジョニー・デップの相手役として、作品の雰囲気にマッチしたヒロインを魅力的に好演。2004年の「モンスター」ではシャーリーズ・セロンの相手役を熱演した。
サミュエル・L・ジャクソンとの共演作「ブラック・スネーク・モーン」('07)では、幼少期のトラウマからセックス依存症になってしまった女性を体当たりで演じている。「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟の作品で、日本のアニメ「マッハGOGO」の実写化作品「スピードレーサー」('08)にも出演。
今まで本格的に演技を学んだことはないものの、演技派女優としての地位を確立し、インディーズ作品を中心に個性的な役どころに挑戦し続けている。大人の俳優への脱却に四苦八苦する子役スターが多いハリウッドで、貴重な存在でもある。
製作会社Blaspheme Filmsを設立、活動の幅を広げている。
これまで3作品で共演しているジョニー・デップは仲のいい友人。
役柄のために胸を小さくする手術を受けたり、激しいダイエットで拒食症になったりという、役者根性をうかがわせるエピソードの持ち主でもある。