NY・マンハッタンに暮らすメルビンは人気の恋愛小説家だが、強迫性障害を抱えている上に人間嫌いの変わり者。
ある日、隣人でゲイの画家サイモンが入院したため、メルビンは画商のフランクからサイモンの犬バーデルの面倒を押しつけられてしまう。はじめは嫌がるメルビンだったが、何故かバーデルとは気が合うことがわかり、次第に愛情を寄せていく。
さらに、お気に入りのウェイトレスであるキャロルが喘息持ちの息子を持つシングルマザーとして苦労している事情を知ったメルビンはある行動に・・・。

恋愛小説家 AS GOOD AS IT GETS
これが、恋というものか。
初めて愛したのは、一匹の犬とウェイトレス。

初めて愛したのは、一匹の犬とウェイトレス。



(C)
- 1997年
- アメリカ
- 138分
- TRISTAR PICTURES
- アカデミー賞
- 主演男優賞(ジャック・ニコルソン)
- 主演女優賞(ヘレン・ハント)
- ゴールデングローブ賞
- 作品賞
- 主演男優賞
- 主演女優賞
監督: | ジェームズ・L・ブルックス |
製作: | ジェームズ・L・ブルックス、ブリジット・ジョンソン、クリスティ・ジー |
E.P.: | ローレンス・マーク、リチャード・サカイ、ローラ・ジスキン |
原作: | |
脚本: | マーク・アンドラス、ジェームズ・L・ブルックス |
撮影: | ジョン・ベイリー |
美術: | |
音楽: | ハンス・ジマー |
主題歌: | |
...ほか |
偏屈な恋愛小説家が、ウェイトレスや隣人のゲイの画家やその犬との交流を通して、愛に目覚めて行く姿をユーモラスに描いたドラマ。
監督は『愛と追憶の日々』のジェームズ・L・ブルックス。主演のジャック・ニコルソンとヘレン・ハントがアカデミー賞をダブル受賞し、話題になった。
<ネタバレあり>

憎らしいけど憎めないメルビンのキャラクターに、ジャック・ニコルソンのぴったりはまった演技!この役で偏屈になりすぎず、ユーモラスな魅力を表現できる俳優は他にはいないだろう。
ヘレン・ハントも、役柄にふさわしい演技力の持ち主。特に、病弱な息子の看病から解放された途端、自分の人生を見つめ始めて不安に襲われるというシーンでは、母親でもあり女でもあるがゆえの複雑な心情がよく伝わってくる。
上映時間は長めだが、さほど長さを感じなかった。ラストシーン、メルビンの愛の告白は優しくて温かくて、一聞どころか百聞の価値がある。
原題の「as good as it gets」は、直訳すると「得るのと同じくらいにいい状態」。転じて、「最高に良い」というプラスの意味と、「状況がこれ以上好転しない」というマイナスの意味があるそう。
それぞれに問題を抱えた3人が、これ以上不幸せになりようがない状態から1歩踏み出して、自分らしい幸せを掴むというストーリーをとっても上手く表しているタイトルだと思う。
それに比べると、邦題の「恋愛小説家」は悪くはないけど、少し無難に走り過ぎた感が否めないかも。まあ、こういう英語のニュアンスを日本語で表すのも難しいか。
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ヘレン・ハント (キャロル)
グレッグ・キニア (サイモン)
キューバ・グッティング・Jr (フランク)
シャーリー・ナイト (ビバリー)
ジェシー・ジェームス (スペンサー)
スキート・ウーリッチ (ヴィンセント)
ハロルド・レイミス (ベッツ医師)