父はコック、母は秘書をしていた。若くして結婚した両親は、トビーが2歳の時に離婚。母について各地を転々としながら育った。母違いの兄弟が4人いる。 料理人になりたいと思っていたが、子役としてTVCMなどに出演するように。その後、1989年に端役で映画デビュー。しかし順調なスタートとはいかず、下積み時代を送ることになる。 1993年の「ボーイズ・ライフ」への出演で本格的に映画界に進出。すでに人気スターだったレオナルド・ディカプリオと共演し、現在でも2人は親友同士で、住んでいる家も近い。 その後、ウディ・アレン作品やアン・リー作品に出演し、徐々に注目されるようになる。 1998年の「カラー・オブ・ハート」では、リース・ウィザースプーンと共演。 1999年、ジョン・アーヴィングの同名小説を映画化した「サイダーハウス・ルール」で、人生に苦悩しながら成長していく青年を好演し、高い評価を得る。人気女優のシャーリーズ・セロンや名優マイケル・ケインなどと共演し、作品のヒットと同作がアカデミー賞7部門にノミネートされたことで知名度を上げた。 2002年、大人気コミックの待望の映画化作品「スパイダーマン」の主役を演じ、世界的に人気がブレイク。2007年5月には、シリーズ3作目が全世界同時公開される。
アルコール依存症を克服。 現在はベジタリアン。ヨガや料理が趣味。 「タイタニック」の公開時、親友のレオナルド・ディカプリオに同行して、密かに来日していた。 2001年の「トレーニング・デイ」に出演する予定で、2ヶ月に渡るトレーニングを行っていたが、トビーが演じるはずだったジェイク・ホイト役は最終的にイーサン・ホークが演じることに。しかし、そのおかげで「スパイダーマン」に出演することができ、スターの座を手にした。 2003年の「シービスケット」の撮影中に背中を負傷し、一時「スパイダーマン2」への出演が危ぶまれていた。代役としてジェイク・ギレンホールの名前が挙がっていた。 「スパイダーマン3」撮影終了後のインタビューで、同シリーズヘの出演は最後になるだろうと、降板を匂わせる発言をしている。相手役のキルスティン・ダンストも同様の発言をしていることから、今後も「スパイダーマン」シリーズの続編が製作される場合、主要なキャストが一新される可能性がある。
プライベートでは、2002年に交際していた女優のラシダ・ジョーンズと婚約するも、その後破局。2006年11月に、ユニバーサル・スタジオの社長であるロン・メイヤーの娘で、宝石デザイナーのジェニファー・メイヤーとの間に長女が誕生した。 |