はるか昔の中つ国、第3紀。モルドールのバラド=ドゥアの塔にいる冥王サウロンと、アイゼンガルドのオルサンクの塔を拠点にする"白の魔法使い"サルマンが手を結び、闇の勢力が拡大しつつあった。
そして、その闇の勢力の元凶とも言える邪悪な力を秘めた指輪を葬り去るための、フロドたちの旅が続いていた。しかし、仲間たちは3手に分かれてしまい、離れ離れのままそれぞれの目的地を目指す。
アラゴルンとレゴラス、ギムリは、オークに連れ去られたメリーとピピンを救い出すために、オーク軍のあとを追っていた。しかし、3人はその途中でローハン国の騎士団と遭遇し、すでにオーク軍を皆殺しにしたと告げられる。メリーとピピンの身を案じてその場所に向かった3人はそこで森の方向へと残された小さな足跡を発見し、2人が生き延びたことを確信し安堵するのだった。
オーク軍の隙をついてファンゴルンの森に逃げ込んでいたメリーとピピンは、森を守るエント族の最長老"木の髭"と出会い、エント族が森を破壊するサルマンに怒りを募らせていることを知る。
そして、フロドとサムは2人だけでモルドールの"滅びの亀裂"へ向かっていた。だが、そのあとを指輪の以前の主であるゴラムがつけ回す。指輪を奪おうとするゴラムをフロドとサムは捕らえ、ゴラムが元はホビット族の仲間で、長年持ち続けた指輪の魔力のせいで醜い姿に変わってしまったことを知る。憐れみを感じたフロドは、ゴラムにモルドールへの道案内をさせることに。しかし、そのフロド自身も徐々に指輪の魔力にとりつかれつつあり、サムはフロドを気遣いながらもゴラムを注意深く警戒し、モルドールを目指して進んで行く。
そんな一行の前に、オークに殺された仲間・ボロミアの弟、ファラミアが率いるゴンドールの軍隊が現れる。フロドがサウロンの指輪を持っていることを知ったファラミアは、闇の勢力に攻撃されようとしているゴンドールを指輪の力で救えると考え、フロドとサムをゴンドールへ連行してしまう・・・。
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ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 THE LORD OF THE RINGS - THE TWO TOWERS
新しい出会いと別れ。
第一章は序章でしかなかった。
第一章は序章でしかなかった。
(C)
- 2002年
- アメリカ
- 179分
- 日本ヘラルド、松竹
- アカデミー賞
- 特殊視覚効果賞
- 音響効果賞
- 英国アカデミー賞
- 衣装デザイン賞
- 特殊視覚効果賞
- MTVムービーアワード
- 作品賞
- アクション・シーン賞
- チーム賞(イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、アンディ・サーキス)
- ヴァーチャル演技賞(ゴラム)
監督: | ピーター・ジャクソン |
製作: | ピーター・ジャクソン、バリー・M・オズボーン、フラン・ウォルシュ |
E.P.: | マーク・オーデスキー、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン、ロバート・シェイ、マイケル・リン |
原作: | J・R・R・トールキン |
脚本: | ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、スティーヴン・シンクレア |
撮影: | アンドリュー・レスニー |
美術: | グラント・メイジャー |
音楽: | ハワード・ショア |
SFX/VFX: | WETA FX |
...ほか |
三大ファンタジーのひとつでもあり、現代ファンタジーの原点とも称されるJ・R・R・トールキンの「指輪物語」を実写映画化した第2作目。
前作に引き続きピーター・ジャクソンが監督し、主要のスタッフ・キャストともに前作と同じ布陣で製作された。
<ネタバレあり>
前作と同様、長いが、観入ってしまった。
サウロンの闇の勢力と、ガンダルフがまとめる白の勢力の"戦い"がテーマなので、戦闘シーンが満載。これがものすごい迫力で圧巻。SFX/VFXも凝っていて、どれがCGなんだか本物なんだかわからない。
登場人物の中では、ヴィゴ・モーテンセン演じるアラゴルンがかっこよくていい!今回はフロドだけが中心ではなく、3つに分かれてしまった仲間たちもみんなそれぞれに活躍するので、飽きずに楽しめる。
前作であらかたの設定が頭に入ってるせいか、すんなり物語に入り込めてテンポもよかった。敵・仲間含めていろんな種族が出てくるのも楽しい。
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イアン・マッケラン (ガンダルフ)
ショーン・アスティン (サム)
イアン・ホルム (ビルボ・バギンズ)
リヴ・タイラー (アルウェン)
ケイト・ブランシェット (ガラドリエル)
ヴィゴ・モーテンセン (アラゴルン)
バーナード・ヒル (セオデン)
オーランド・ブルーム (レゴラス)
クリストファー・リー (サルマン)
ジョン・リズ・デイヴィス (ギムリ)
ビリー・ボイド (ピピン)
ドミニク・モナハン (メリー)
ヒューゴ・ウィービング (エルロンド)
ミランダ・オットー (エオウィン)
デヴィッド・ウェンハム (ファラミア)
ショーン・ビーン (ボロミア)
アンディ・サーキス (ゴラム)