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トッツィー  TOOTSIE

イチかバチか、彼は女優になり、
そしてスターになった
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アメリカ 1982年 113分
配給:Columbia Pictures

あらすじ

名優ダスティン・ホフマンが女装して役を掴む俳優役を演じた、女装コメディの先駆け的な作品。監督は「追憶」「愛と哀しみの果て」のシドニー・ポラック。

かなか望む役に恵まれない俳優のマイケル・ドーシーは、ある昼メロドラマのオーディションに女装して挑み、看護婦役を射止める。女優ドロシーとしてドラマに出演することにしたマイケルは撮影現場で共演者のジュリーに一目惚れするが、ジュリーにはロンという恋人が。さらに医師役のジョンもライバルだと判明。やがて、ドロシーとしてジュリーと親しくなったマイケルだったが、今度はジュリーの父親がドロシー(マイケル)に惚れてしまったりと事態はややこしくなるばかり。
看護婦役メアリーで一躍人気者になったドロシー(マイケル)は、愛を手に入れることができるのか!?

スタッフ

監督: シドニー・ポラック
製作: シドニー・ポラック、デニス・リチャーズ
脚本: ラリー・ゲルバート、マレー・シスガル
撮影: オーウェン・ロイズマン
音楽: デイブ・グルーシン

キャスト

ダスティン・ホフマン(マイケル/ドロシー)
ジェシカ・ラング(ジュリー)
テリー・ガー(サンディ)
ダブニー・コールマン(ロン)
チャールズ・ダーニング()
ビル・マーレー(ジェフ)
シドニー・ポラック(ジョージ)
・・・ほか

印象的なセリフ

受賞

アカデミー賞
最優秀助演女優賞(ジェシカ・ラング)、ほか9部門ノミネート
ゴールデングローブ賞
【コメディ・ミュージカル部門】
最優秀作品賞、最優秀主演男優賞(ダスティン・ホフマン)、最優秀助演女優賞(ジェシカ・ラング)
英国アカデミー賞
最優秀主演男優賞(ダスティン・ホフマン)
L.A.批評家協会賞
最優秀脚本賞

レビュー

<ネタバレあり>
何度観ても何年たっても楽しめる、傑作エンターテイメント作品。
とにかくおもしろい!メイクもすごいけど、なんといってもダスティン・ホフマンの抜群の演技力!裏声でも全然、不自然じゃないし、みんなに愛されるドロシーという女性像を見事に演じている。何でオスカー獲れなかったのか不思議なくらい。
タクシーを呼び止めるシーンなど、笑いの中にもさりげなく男女の社会的な差が表されているのも印象的。ジェシカ・ラングやテリー・ガー、ビル・マーレーなど、周りを固めるキャラクターもみんないい味を出しててGOOD!

関連リンク

DVD

サウンドトラック

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