BIOGRAPHY :
両親ともに俳優という、2世スター。愛称はAngie(アンジー)、AJなど。ぽってりした厚い口唇とハスキーボイスが特徴。2002年に本名をAngelina Jolie Voightから、芸名と同じAngelina Jolieに改名している。
1982年、7歳の時に父ジョン・ヴォイトの主演映画『大狂乱』に出演し、デビュー。11歳から名門リー・ストラスバーグ演劇学校で2年間学び、高校入学後は学業を優先。ニューヨーク大学芸術学部映画学科に進学し演劇を学ぶ。14歳からモデル活動を始め、ロンドン・N.Y.・L.A.で活躍。舞台活動も行っていた。そのほか、ミートローフやレニー・クラヴィッツなどのミュージックビデオにも出演している。
1998年のTV映画『ジーア 悲劇のスーパーモデル』でゴールデングローブ主演女優賞を受賞し、注目されるように。
1999年の『ボーン・コレクター』ではデンゼル・ワシントンと共演。同年の『17歳のカルテ』でゴールデングローブ助演女優賞、アカデミー助演女優賞を受賞し、一躍、スター女優になった。
2001年、人気アクションゲームを映画化した『トゥーム・レイダー』で主演を務め、大ヒット。主人公のララ・クロフトをゲームのイメージ通りに演じ、世界的に人気を高める。作品の中では父親のジョン・ヴォイトとも父娘役で共演した。
2005年、『Mr.&Mrs.スミス』でブラッド・ピットと共演。撮影中にブラッド・ピットとの不倫関係が噂されて話題を呼んだが、アンジェリーナは自身の母親が不倫で傷ついた経験を持つことから、不倫はしないという信条を守っているとして関係を否定した。(...が、結局ブラピはジェンアニと離婚、その後アンジーはブラピの子供を出産してますが...)
『トゥーム・レイダー』の撮影で滞在したカンボジアの自然と文化遺産、難民たちの実態などに影響を受け、世界中の難民キャンプを訪問し始めるようになった。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使にも任命され、発展途上国への社会活動にも熱心に取り組んでいる。
2002年3月にはカンボジアから男児を養子に迎え、その後も2005年7月にエチオピアから女児を、2007年3月にベトナムから男児を養子にし、実娘を含めて4人の子供を育てている。
腕・背中・腰など多くのタトゥーを入れている。
ナイフ収集が趣味。
左利き。
子供の頃の夢は葬儀屋だった。
チェコ・フランス・イロコイ族の血を引いている。
プライベートでは、『サイバーネット』('95)で共演したジョニー・リー・ミラーと結婚し、1999年2月に離婚。その後、『狂っちゃいないぜ』('98)で共演した20歳年上のビリー・ボブ・ソーントンと2000年5月に再婚するが、3年で離婚。この結婚&離婚で父ジョン・ヴォイトとの確執が深まり、不仲が表面化。
2006年5月に『Mr.&Mrs.スミス』で共演したブラッド・ピットとの第1子となる女の子をアフリカ・ナミビアで出産。ブラッド・ピットは3人の養子の養父にもなり、アンジェリーナとともに暮らしているが、入籍はしていない。2008年7月には、ブラッドとの第2子、第3子となる双子の男児と女児を出産した。
女優として高い評価を受ける一方、私生活ではバイセクシャルを公言するなど過激な発言や行動がクローズアップされがちで、好感度は高いほうではない。兄のジェイムズ・ヘイヴンと仲が良すぎて関係が怪しまれたり、ジョニー・リー・ミラーと結婚したときはシャツに自らの血で夫の名前を記したり、ビリー・ボブ・ソーントンとの結婚中にはお互いの血液を入れたペンダントを身につけるなど、特異なエピソードが話題になったことも少なくない。