チャーミングで気立てのいいウェイトレス、ベティ・サイズモアは大好きな昼メロドラマ「愛のすべて」のハンサムな主人公、デビッド医師に夢中。一方、ベティの夫で中古車ディーラーのデルは秘書と浮気し、ドラッグの裏取引にも関わるようなサイテー男だった。
ベティの誕生日の夜、取引でトラブルを起こしたデルが殺し屋の親子に殺害され、ベティは隣室から惨劇の瞬間を目撃してしまう。ショックのあまり、ベティはメロドラマの世界に逃避し、夫が殺されたことを記憶から抹消。そして、自分は看護婦でデビッド医師が別れた恋人だと思い込んだベティは、彼を探すためにL.A.に向けて旅立っていく。
一方、ベティが目撃していたとは気付かずに現場を立ち去った殺し屋のチャーリーとウェズリ−は、デルが隠し持っていたはずのブツを取り戻せずにいた。食堂で会ったウェイトレスがデルの妻だと知った2人は失踪したベティを探すことにするが、ベティに好感を持っていたチャーリーは彼女を追ううちに妄想を膨らませ始める・・・。

ベティ・サイズモア NURSE BETTY
きっかけは無邪気な憧れだった・・・





(C)
- 2000年
- アメリカ
- 112分
- Universal Pictures
- ゴールデングローブ賞
- 主演女優賞(レネー・ゼルウィガー)
(コメディ/ミュージカル)
- カンヌ国際映画祭
- 脚本賞(ジョン・C・リチャーズ、ジェームズ・フランバーグ)
監督: | ニール・ラビュート |
製作: | ゲイル・マトラックス、スティーブ・ゴリン |
E.P.: | モリッツ・ボーマン、スティーヴン・ペヴナー、クリス・ジーヴァニッヒ |
原作: | − |
脚本: | ジョン・C・リチャーズ、ジェームズ・フランバーグ |
撮影: | ジャン・イブ・エスコフィエ |
美術: | |
音楽: | ロルフ・ケント |
主題歌: | |
...ほか |
夫の殺人現場を目撃してしまったウェイトレスが、TVドラマの世界に現実逃避して騒動を巻き起こすブラック・コメディ。監督はブラックな題材を扱った作品作りを柱としている、ニール・ラビュート。
主演のレネー・ゼルウィガーがゴールデングローブ賞を受賞し、カンヌ国際映画祭では脚本賞を受賞した。
<ネタバレあり>

「なんだなんだ」っていう展開を追いかけていくうちに、自然に不思議な世界に引き込まれちゃっていた。おもしろい!
空想の世界に浸ってるベティは、現実的にはイタイはずなのに、まっすぐでかわいくて。そのベティの世界に、周りの人たちが巻き込まれていく様がおかしくて笑える。
そして、さらなるおかしさを与えていたのが、名優モーガン・フリーマン。ベティのことを「したたかな悪女」だと妄想して恋してしまうという彼の役どころのチャーリーは、もしかしたらストーリーの中で一番しあわせな男だったのかも。
ブラックコメディと分類されてはいるけれど、ラストもハッピーエンドだし、えげつさもなくて、むしろなごみます。レネー・ゼルウィガ−が、天然なかわいさを漂わせるイイ仕事してますので。
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モーガン・フリーマン (チャーリー)
クリス・ロック (ウェズリ−)
グレッグ・キニア (ジョージ "デビッド")
アーロン・エッカート (デル)
クリスピン・グローヴァー (ロイ)
プルイット・テイラー・ヴィンス (バラード)
ティア・テサダ (ローサ)
アリソン・ジャネイ (ライラ)
エリザベス・ミッチェル ("クロエ")