愛称オーリー、OB。父親は南アフリカでネルソン・マンデラの運動を支援し、反アパルトヘイトで活躍した活動家のハリー・ブルーム(4歳の時に他界)。姉は女優のサマンサ・ブルーム。 父が他界した後は、母と後見人であるコリン・ストーンに育てられ、13歳の時に実はコリンがオーランドの実父であることを母から打ち明けられた。
『スーパーマン』を観て、俳優を志す。16歳の時にロンドンへ移住し、ナショナル・ユース・シアターに参加し、ブリティッシュ・アメリカン・ドラマ・アカデミーの奨学金を獲得。1993年に、姉と同じロンドンの名門ギルドホール音楽演劇学校に進学し、演劇を学ぶ。(ユアン・マクレガーの後輩、鴻上尚史とはクラスメイトだったとか)卒業公演では主演を務めた。 TV出演を経て、1997年『オスカー・ワイルド』の端役で映画デビュー。その後は映画のオファーを断り、一時期、舞台活動に専念。 オーランドの舞台を鑑賞したピーター・ジャクソン監督の誘いを受けて、『ロード・オブ・ザ・リング』のオーディションを受け、ギルドホールを卒業する2日前にファンタジー超大作『ロード・オブ・ザ・リング』('01)のレゴラス役に抜擢(最初はファラミア役でオーディションを受けていた)。映画の大ヒットとともに一躍、世界的なスターに。 『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の撮影終了後、リドリー・スコット作品の『ブラックホーク・ダウン』に出演。 2003年には、『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』に出演。同シリーズの続編にも出演し、2007年にはシリーズ完結編となる『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』が公開される。 2004年には歴史大作『トロイ』に出演し、2005年の『キングダム・オブ・ヘヴン』でメジャー作品での初の主演を務めた。 ファンタジー作品や歴史もの、アクション作品が続いていたが、キャメロン・クロウ作品の『エリザベスタウン』('05)で初めての現代劇に挑戦。 ベジタリアン。 プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドのファン。 テクノフォーブ(機械オンチ)で、コンピューターは苦手。テレビもほとんど観ないらしい。 幼少期に難読症と診断された。現在は回復してきている。 『キングダム・オブ・ヘブン』の撮影中に見つけた犬を飼っている。(名前はSidi) 怪我が多い。1998年には友人のアパートの3階から転落して背骨を折る大怪我を負い、「一生歩けない」と宣告されるほどの重傷だったが奇跡的に回復。『ロード・オブ・ザ・リング』の撮影中にも落馬をして、あばら骨を折った。 『ロード・オブ・ザ・リング』の共演者とお揃いのタトゥーを腕に彫っている。(エルフの文字で"9")
創価学会に入信している。
プライベートでは、女優のケイト・ボスワースと交際し、破局と復縁を繰り返していたが、2006年夏に完全に破局。『エリザベスタウン』で共演したキルスティン・ダンストとの熱愛が噂されたこともある。スペイン人女優のペネロペ・クルスとの交際も噂された。 |